憧憬と羨望

​向かいの家から笑い声

羨ましかった

「いいなあ、ふつうの家庭は」

憧れて

時が経ち、仲間ができた

楽しかった

だけど

ドロップアウト
もう二度と手に入らないのだと

自分はそれを望んではいけないのだと

そう思いながら日々、生きていた

ある日、出会った仲間と笑い声
私は、

楽しくて嬉しくて
悲しくて苦しくて

混乱した

それは、かつて

憧れていたものだと

気づいた

「いいなあ、愛される人は」

笑い声の中に

自分がいる

その空間を

どれほど渇望していたことか

子どものころの自分と

いまの自分とが

同じ体の中にいて

一瞬で心は、あの日に戻った

知らなかったんだ、

自分が寂しかったなんて

虚しかったんだ

ずっと

独りだった

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